たつの子日誌

児童会主催「谷戸山探検隊」

絶好の秋晴れの中、立野台小学校、恒例の児童会主催「谷戸山探検隊」が行われました。

朝は全校児童が校庭に集まって出発の会です。児童会の皆さんから目標や約束がしっかり伝えられました。

なかよし学年(1・6年、2・4年、3・5年)で小グループに分かれ、出発です!

谷戸山はまさに探険日和です。伝説の丘からは大山や丹沢の山々がくっきりと見え、その下を時折、小田急線が通る風景に歓声があがっていました。

今年もネイチャーゲームの会の皆さんが、オナモミを使った的あてや、飛んでいく種に見立てたアルソミトラなど楽しいゲームを教えてくださり、広場でのびのび楽しみました。

座間は地下水の沸く町です。わきみずの谷では、ひんやり透き通った湧き水に手を浸し、「つめたい!」と感触を味わっていました。

上級生は濡れた石で下級生が転ばぬように手を添えたり、休憩時は疲れを気遣ってベンチに座らせてあげたりと、優しい姿がたくさん見られました。

カマキリ、トンボ、かたつむり、ザリガニ、バッタ、セミ(の抜け殻)、アゲハ蝶等々・・・谷戸山は昆虫の宝庫です。

藪の中にいるコジュケイの姿に気づいた来園者の方に観察させてもらったグループもありました。

秋の草花や稲穂の風景も美しく、秋の一日を満喫しました。

谷戸山の自然を体や心で感じ楽しむこと、学年をこえて仲良く思いやりをもって協力し過ごすこと、

この2つの目標が果たせた、全校児童の思い出に残る一日でした。

児童会や高学年児童の事前の取組、当日の温かく優しい関わりに感謝です。

今日の様子をお子さんからも、話をきいてみてください。

歩いていける自然の宝庫の谷戸山公園に、ご家族で出かけてみてはいかがでしょうか。