戦後８０年の節目の年、学校教育の中でも平和の尊さを学ぶ学習が進められています。

４年生は地域の元交通指導員の兼田さん（９２歳）をはじめ３名の方をお招きし、手作りの平和紙芝居を上演していただきました。

兼田さんは小学生の頃、戦争の日々を経験し、その苦しさや辛さを紙芝居にして後世に伝え、平和を守っていってほしいと活動を続けています。交通指導員として長い間、子どもたちに関わってきたので思いは人一倍です。

「もう2度と戦争を繰り返してはいけない。」

「未来はいくらでも変えられる、殺し合いのある未来には絶対にしてはいけない。」

その時代を経験したからこその迫力でお話しいただきました。

子どもたちは真剣な表情で聞き、上演後にはさまざまな質問が寄せられました。

ひ孫のような年代の子どもたちの素直な反応や質問に、兼田さんが一つひとつに丁寧に答えてくださいました。

未来を創る子どもたちの大きな学びとなりました。ありがとうございました。