たつの子日誌

令和6年度 日々のできごと

授業づくり研究 1年国語「これは、なんでしょう」

1月が始まったと思ったら、今日で終わりです。

でも、この1ヶ月間も、子どもたちや教員は日々学び成長しています。

昨日は、教職員全員で授業づくりを研究する日でした。

そのための授業を公開してくれたのが1年2組です。

国語の「これは、なんでしょう」(特徴をあらわす3つのヒントをもとに学校にある物を考えるクイズ)の問題づくりに友だちと知恵を出し合い協力して取り組みました。

まず、1年担任たちによる話し合いモデル動画で、より良い話し合い方のポイントを学びました。

動画の話し合いを食い入るように見つめ、「え!これはだめだよ~」「うんうん、いいね・・・」などとつぶやきながら、協力して互いの意見を聴き話し合うことの大切さを学んでいました。

つぎに、前の時間にお互いが作っていたヒントカードを見せ合い、話し合いながらヒントを3つに絞っていきました。

ヒントの内容、出す順番などについて、一生懸命考えていました。

そして、いよいよ「おためしタイム」です。何組かがクラス全体にクイズを発表しました。

出題チームは皆の反応から、話し合ってヒントの出し方を工夫した手ごたえを感じたようです。

これから「6年生へのクイズ発表や学校見学に来る幼稚園や保育園の子たちにも発表したい」

と意欲満々の1年生でした。

最後の振りかえりでは、「ふたりでいっしょに考えたのが楽しかった」などと書かれていました。

自分の意見や考えを持ちながら、友だちと話し合うことで、より楽しいクイズになっていく満足感をあじわったようです。

入学して10カ月、1年生ののびのびとした成長ぶりに、参観者も楽しく温かく嬉しくなる1時間でした。

【研究協議会】

放課後は教員で研究協議会を行い、より良い授業への研究を深めました。

本校の研究協議会の素晴らしさは互いを尊重しあいながら、忌憚のない明るく積極的な協議ができるところです。

この日も端末を活用しながら互いの意見や感想をシェアし、授業の工夫や手立てについて活発な意見が交わされ、授業者も参観者も共に学びあう協議会でした。

 

最後に神奈川県教育委員会の水越指導主事からご指導・ご助言をいただきました。

貴重なご助言とともに、本校の日頃の教育活動や研究の様子もお褒めいただき、教職員の意欲や自信につながりました。お忙しい中、ありがとうございました。