たつの子日誌

令和6年度 日々のできごと

ことばを大切にする

昨晩はうっとりするような名月が見られました。

職員も月見団子を用意して楽しんだと話していました。日常の喧騒を忘れるひとときでした。

 

さて、立野台小では「互いを認め、安心して楽しく学べる学校づくり」を目指しています。

そのことは学級の目標にも表れています。

年生の学級ですが、のぞいた算数の授業の中でも、子どもたちは仲間と先生とことばを大切に活発にやりとりをしていました。

2年生なりに相手に伝わることば(説明)や相手の気持ちを考えたことば(はげまし・賞賛)を交わして

いました。

学習用端末を使いながら自分のやりやすい方法や自分ペースで学習することも、仲間と互いにことばを交わしながら学び合うことも、どちらも大切なのだと改めて感じます。

悲喜こもごも

今日は十五夜、そして「中秋の名月」と言われる美しい月が見られる日です。

給食では「月見汁」も出て、一足早いお月見気分を味わいました。

今晩もお月様が顔を出してくれることを願っています。

今日は悲しい出来事もありました。もう6年以上、立野台小で可愛がってきたうさぎの「ラスク」が亡くなってしまいました。

これまで可愛がってきた子どもたちも悲しみ、多くの子がお別れに手紙などを持ってきてくれました。

子どもたちの優しい気持ちや生き物を大切に思う気持ちが伝わってきました。

 

うれしい出来事もありました。7月から改修工事を行っていた西階段が、工事を終えてリニューアルしました。

薄いモスグリーン色の爽やかな壁に子どもたちも「きれいで、校舎が新しくなったみたい!」と大喜びです。

4年生は連合音楽会に向けて、合唱指導に来てくださっている先生から熱心なご指導をいただいています。

練習を重ね、美しいハーモニーが響き始めています。

音楽会は保護者参観ができませんが、10月1日の全校朝会で披露しますので、4年生の保護者の皆様はぜひ、お越しください。

たひみ級「先生ありがとう!さようなら」

たひみ級は今日で、出産のためのお休みに入る先生とのお別れ会をしました。

おなかの大きくなった先生、いよいよ赤ちゃんを産むためにお休みになります。

じゃんけんゲームや質問コーナーで最後のひとときをたひみ級みんなで楽しみました。

じゃんけんゲームは優勝者は、先生とのツーショットの記念写真!張り切ってじゃんけんする子どもたち。

質問コーナーは「いつ生まれるの?」「女の子ですか、男の子ですか」「名前はなんですか?」など次々に質問が飛び出し、楽しいやり取りにみんな笑顔でした。

最後は全員からの写真やお手紙と校歌を歌ってプレゼントし、感謝とお別れの気持ちを伝えました。

お別れはさみしいですが、生まれてくる命を楽しみに、「学校に赤ちゃん、つれてきてね。」とお願いする子どもたちです。

子どもと先生の気持ちの通い合う、心があったかくなる時間でした。

 

5・6年着衣水泳・1年生活科「生き物となかよし」

今週も暑い1週間でした。

各学年の水泳は予定どおり実施することができ、今日は最終日、快晴の空の下、高学年が着衣水泳を行いました。

5年生にとっては初めての経験、衣服を着た体の重さに驚きの歓声があがっていました。

6年生はさすが2年目、ペットボトルを抱えた浮き方もとても上手でした。

水難事故に備えて自分の身を守る大切な学習です。子どもたちの体に経験として残っていってほしいです。

保護者の皆様に用具の準備や体調管理にご協力いただき、今年度の水泳教室が安全に実施することができました。

ありがとうございました。

 

1年生は生活科の「いきものとなかよし」で虫さがしに谷戸山公園にでかけました。

数日前から楽しみに虫取りあみや虫かごを用意している子もいました。

暑い中でしたが、日陰で休憩したり、水分をとったりしながら、虫さがしや夏から秋にかけての自然を楽しむことができました。

今日もコミスクサポーターさんがたくさん付添ってくださり、安全に実施できました。

ありがとうございました。

国語「あなたは どう考える?」(5年)

5年の教室をのぞくと「よりためになるのは、国語か算数か?」というテーマで討論をしていました。

まず、全員が自分の意見を学習用端末に記入し互いに見られるようにします。

そのうえで国語派と算数派に分かれて意見を交わしていました。

討論の内容が担任によって、タブレット端末に記録されて大型電子黒板に整理されていきます。

「算数は計算ができるようになったりするけれど、国語ができないとそれを人に伝えることができないのでこれは、マズイと思う。」「国語で「い・ち」を教わっても1の意味が分からないと使えない」・・・様々な意見が飛び交っていました。

学習用端末を使うことで、より多くの意見を知ることができたり、そのことによって討論が活発になったりと、個人の学びと学級全体での学びに活用されていました。

子どもたちはこれまでも違うテーマで討論を重ねており、根拠(理由)をもって意見が言えたり、相手側の意見にも納得感がもてたりと成長してきているようです。

別のクラスでは図工の「糸の子スイスイ」で電動糸のこぎりを使って、自分らしい作品づくりをしていました。コミスクのサポートもありがとうございました。

友だちと教え合ったり、サポートしたりとこちらも仲間と学ぶ姿がありました。

職員室での今日の授業のことを5年担任たちに聞くと、夏休み中の授業づくりの研修で学んだことを学年で話し合い始めた実践だそうです。学んだことを子どもたちのために実践していく教員たち、素敵だなあと思います。子どもも教員も、日々学び成長していることを感じます。